自由民主党・玉名市選出の城戸あつしです。
令和8年6月12日(金)熊本県議会の本会議におきまして8回目となる一般質問を行いました。
郵便局を活用したマイナンバーカードの更新手続について質問をいたしました。
(質問)城戸あつし
私はこれまでの一般質問においても、マイナンバーカードの取得率向上や利便性向上について取り上げてまいりました。行政のデジタル化が進む中、マイナンバーカードは、今後の行政サービスの基盤となる重要なインフラであると考えております。
現在、マイナンバーカードの普及は全国的に進み、本県においても多くの県民がカードを保有する時代となっております。一方で、マイナンバーカードには有効期限があり、今後、更新時期を迎える県民が急増することが見込まれております。特に、電子証明書の更新は5年ごととなっており、今後、全国的に更新手続が集中することによる窓口混雑や、自治体職員の事務負担増加も懸念されております。
また、高齢者や中山間地域の住民の皆さまからは、「市役所まで行くのが大変」「平日に手続に行きづらい」「更新方法が分かりにくい」といった声も聞かれます。せっかくカードを取得しても、更新手続が負担となり、利用離れにつながってしまっては、本来目指すべきデジタル行政の推進にも影響しかねません。
国は人口減少や高齢化が進む中、郵便局を地域の公共的サービス拠点として活用する方向性を示しています。特にマイナンバーカードについては、取得促進の段階から、更新や継続利用を支える段階へ移行しつつあります。県内には多くの郵便局が存在しており、高齢者にとって最も身近な公共的サービス窓口の一つでもあります。
熊本県としても、市町村や郵便局との連携を後押しし、県民が身近な場所で更新手続を行える環境づくりを進めるべきではないでしょうか。
玉名市において4月から実施されている「たまなプレミアム付商品券事業」においても、郵便局は「紙商品券」の購入窓口となっており、「デジタル商品券」へのチャージ対応など地域住民を支える重要な役割を担っております。特に高齢者にとっては、郵便局は日常的に利用する最も身近な公共的サービス拠点の一つと言えます。
私は、このような郵便局ネットワークを、今後のマイナンバーカード更新手続にも積極的に活用していくことが、人口減少・高齢化時代における行政サービス維持の観点からも重要ではないかと考えております。実際に「マイナンバーカードの更新」などの行政事務が郵便局でできたら利用したいという声は少なくありません。
そこで質問いたします。
現在、熊本県内における郵便局を活用したマイナンバーカード関連手続の状況はどのようになっているのか。また、今後、更新需要の増加を見据え、県として市町村や日本郵便とどのように連携し、県民の利便性向上につなげていかれるのか、総務部長におたずねいたします。
(答弁)総務部長
✓マイナンバーカードは、約144万人の県民が保有し、保有率は84%。行政のDX化を進めていく上で欠かせない基盤。更なる普及や利活用を進める必要があるが、5年ごとの電子証明書の更新が必要で、窓口の混雑や職員の負担の増加が懸念。
✓各市町村では、臨時窓口の設置や土日・夜間の開庁などに取り組んでいるが、窓口体制の強化等を更に検討する必要がある。郵便局への委託は有効だが、現状では、熊本市の2つの郵便局のみ。
✓市町村の本庁舎等から距離のある郵便局への委託も考えられる。住民ニーズや地域の個別事情を踏まえ最終的に判断するのは各市町村ではあるが、国とともに協議を進めるための取組みを始めている。
✓6市町に説明会・意見交換を実施し、今後、地元郵便局との間で具体的な意見交換が行われ、更なる協議が進むものと期待する。他市町村にも、地元郵便局との意見交換を促している。
✓更新事務のピークを見据え、必要な支援を行い、マイナンバー関連事務の円滑化・効率化を実現し、住民サービスの維持・向上につなげる。
(まとめ)城戸あつし
総務部長より答弁いただきました。
マイナンバーカードの保有率が84%に達し、今後は取得促進の段階から、更新や継続利用を支える段階へ移行していくという認識を共有することができました。
また、県において6市町との意見交換や、郵便局との連携に向けた取り組みを進めておられることを心強く感じたところであります。
人口減少や高齢化が進む中にあって、住民に最も身近な公共的サービス拠点である郵便局の役割は、今後ますます重要になっていくものと考えております。
玉名市においても、プレミアム付商品券事業などを通じて、郵便局が地域住民を支える重要な役割を果たしております。
ぜひ県におかれては、市町村と日本郵便との連携を引き続き後押ししていただき、県民が身近な場所で安心して更新手続を行える環境づくりを進めていただくことを要望いたしまして、この質問を終わります。
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