限度額適用認定証は、入院や手術で医療費が高額になるとき、医療機関の窓口で支払う金額を自己負担限度額までに抑えるための証明書です。マイナ保険証を利用する場合は、オンライン資格確認で限度額の情報が医療機関に提供されるため、申請は不要です。ただし、住民税非課税などの低所得の方は、マイナ保険証を利用する場合であっても「限度額適用・標準負担額減額認定証」の申請が必要です(協会けんぽの案内)。
75歳からの後期高齢者医療では、令和6年12月2日から認定証の交付が終わり、申請により資格確認書に限度区分を記載できます。動画内の金額や手続きは練馬区・東京都の案内を例にしています。
■ 目次
0:00 結論 — 限度額適用認定証はマイナ保険証なら申請いりません
0:32 第1章 窓口の支払いを自己負担限度額までに抑える証明書です
1:12 第2章 マイナ保険証を使えば認定証の申請は不要です
2:01 第3章 70〜74歳でマイナ保険証を使えない方は所得区分で変わります
2:44 第4章 住民税非課税の方はマイナ保険証でも申請が必要です
3:24 第5章 75歳からは認定証の交付が終わりました
4:31 まとめ 覚えて帰るのは3つです
■ 補足
・限度額適用認定証(協会けんぽ):オンライン資格確認を導入していない医療機関等を受診する場合や、協会けんぽにマイナンバーの登録を行っていない場合は、医療費を支払う前に申請が必要です。申請書受付月より前の月の認定証は交付されません。令和8年8月から交付される認定証の有効期限は、最長で令和9年7月31日までです。
・対象外の費用(協会けんぽ よくあるご質問):保険外負担分(差額ベッド代など)や、入院時の食事負担額等は対象外です。認定証は前月以前にさかのぼって適用できないため、適用されなかった分は後日「高額療養費支給申請書」を提出します。
・70歳以上75歳未満の方(協会けんぽ よくあるご質問):マイナ保険証を利用できない方のうち、所得区分が現役並みⅠ・Ⅱの方は、資格確認書・高齢受給者証・限度額適用認定証の3点の提示が必要です。一般・現役並みⅢの方は資格確認書と高齢受給者証の提示で足り、認定証の手続きは不要です。低所得者に該当する方は、マイナ保険証を利用できるかどうかに関わらず、減額認定証の手続きが必要です。
・国民健康保険(練馬区の例):70〜74歳で現役並み所得3・一般の方は高齢受給者証の提示で認定証は不要です。マイナ保険証で所得区分が確認できるため認定証は不要ですが、長期入院で食事代の減額を受ける場合を除きます。世帯主と国保加入者全員が住民税非課税の場合は、申請により入院時の食事代が減額されます。
・後期高齢者医療(練馬区):令和6年12月2日以降、「限度額適用・標準負担額減額認定証」と「限度額適用認定証」の交付は終了し、本人の申請に基づき限度区分を資格確認書に記載できます。令和8年8月診療分から令和9年7月診療分までの一般の方の上限は、外来(個人ごと)22,000円、外来+入院(世帯ごと)61,500円です。
・入院時の食費(東京都後期高齢者医療広域連合、令和8年6月1日から・療養病床以外・1食):現役並み所得・一般 550円、住民税非課税等 区分Ⅱ 270円、区分Ⅱで過去12か月の入院日数が90日超 220円、区分Ⅰ 130円。指定難病患者の方は1食330円です。
・長期入院該当(練馬区):区分2の方で、区分2の認定期間の入院日数が過去12か月で90日を超える場合は、申請により1食270円から220円に減額されます。申請した翌月の1日から適用されます。
・健康保険組合・共済組合の方は、ご加入の保険者の案内をご確認ください。手続きや運用は保険者・市区町村で異なる場合があります(2026-10-20 確認)。
■ 出典
協会けんぽ「限度額適用認定証」
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/benefit/high_cost_medical_expenses/001/index.html
協会けんぽ「医療費が高額になりそうなとき(限度額適用認定証等)」よくあるご質問
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/faq/benefit/003/index.html
練馬区「入院等でこれから高額な医療費がかかる場合(限度額適用認定証の申請)」
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/nenkinhoken/kokuminkenkohoken/hoken_kyufu/madoguchi.html
練馬区「【後期高齢者医療】資格確認書における限度区分の記載」
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/nenkinhoken/kokikorei/shikakukakuninnsyo.html
練馬区「【後期高齢者医療】高額な医療費がかかるときの窓口負担の軽減と入院時の食費について」
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/nenkinhoken/kokikorei/gengakugendosyo.html
東京都後期高齢者医療広域連合「入院時食事療養費」
https://www.tokyo-ikiiki.net/seido/kyufu/1002187/1000518.html
■ ご注意
この動画は制度の一般的な説明です。ご自身の場合は、ご加入の保険者やお住まいの市区町村の窓口でご確認ください。
ナレーションには合成音声を使用しています。(VOICEVOX:雀松朱司)
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