同じ出生率なら、生まれる数も同じ。**そう思いますよね。違います。**
平成17年と令和4年は、**どちらも合計特殊出生率が1.26**でした。
なのに生まれた数は **106万2530人** と **77万759人**。**29万人ちがいます。**
理由は単純で、**率は「産む年齢の人が何人いるか」を数えていない**からです。
厚生労働省の定義はこうです。
「ある期間(1年間)の出生状況に着目したもので、
その年における各年齢(15〜49歳)の女性の出生率を合計したもの。」
**人数は、どこにも入っていません。**
そして、その人数はもう決まっています。最新年10月1日の日本人女性は、
0〜4歳が **180万780人**、20〜24歳が **271万5806人**、45〜49歳が **404万6212人**。
**これは将来推計ではありません。すでに生まれている人の数です。**
▶ 本編では、「1.14」がなぜ誰の人生でもないのかを、公表資料だけで追います。
■ 数字の扱いについて
**いちばん新しい年の数字は概数です。** ここで1.26と呼んでいるのは**期間**合計特殊
出生率で、その年における各年齢の女性の出生率を合計した**合成の値**です。
同じ世代を過去から積み上げた**コーホート**合計特殊出生率とは別の量で、
実際に一人の女性が一生の間に生む子どもの数にあたるのは後者のほうです。
人口はいずれも**日本人人口**で、外国人を含みません。
■ 出典
・厚生労働省「令和7年(2025)人口動態統計月報年計(概数)の概況」統計表
・厚生労働省「令和7年(2025)人口動態統計月報年計(概数)の概況」参考 合計特殊出生率について
・厚生労働省「令和7年(2025)人口動態統計月報年計(概数)の概況」諸率の算出に用いた人口
・総務省統計局「人口推計(各年10月1日現在)」
■ クレジット
VOICEVOX:ずんだもん / VOICEVOX:四国めたん
立ち絵:東北ずん子・ずんだもんプロジェクト(https://zunko.jp/)
イラスト:いらすとや(https://www.irasutoya.com/)
数字は厚生労働省「令和7年(2025)人口動態統計月報年計(概数)の概況」の統計表と、参考「合計特殊出生率について」、および同じ資料の「諸率の算出に用いた人口」によります(2026年8月30日に取得)。まず、いちばん大事な断りです。この動画で一・二六と呼んでいるのは期間合計特殊出生率で、その年における各年齢の女性の出生率を合計した、合成の値です。同じ世代を過去から積み上げたコーホート合計特殊出生率とは別の量で、実際に一人の女性が一生の間に生む子どもの数にあたるのは後者のほうです。いちばん新しい年の数字は概数で、資料自身が、確定数における合計特殊出生率は今後総務省から公表される国勢調査の人口を用いて改めて計算するため数値が変わる可能性がある、と書いています。人口はいずれも日本人人口で、外国人を含みません。もとは総務省統計局の人口推計です。この動画は将来の推計を一つも使っていません。使っているのは、すでに起きた数だけです。この動画は公表資料の解説で、結婚することや子どもを持つことをすすめるものでも、すすめないものでもありません。個人の選択について良し悪しを述べるものではなく、少子化対策の良し悪しを論じるものでもありません。合計特殊出生率は定義上、女性の年齢別出生率を合計した指標ですが、この動画は出生数の増減を女性に帰するものではありません。ここで扱う数字はすべて集計値であって、特定の誰かの状況を示すものではありません。 この動画は公表資料にもとづく解説で、特定の個人・団体とは関係がありません。
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