福島第一原発の処理水の海洋放出が始まってから、きのうで2年です。内堀知事は改めて、東京電力などに対し「継続的な安全確保」を求めました。
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東京電力は、おととし8月から福島第一原発にたまる処理水の海への放出を始め、この2年で放出した量は10万1870トンに上ります。内堀知事はきょうの会見で、これまでの作業は計画通りに行われ、県内の水産業には直接的な風評被害の影響は見られていないとした上で、東京電力と国に対し、次のように求めました。
■内堀知事
「長期にわたって継続的に安全を確保し続けること。そして、異常がないという科学的な事実に基づく情報を、国内外にわかりやすく発信し続けることだと考えております。」
東京電力は2051年までに処理水の放出を完了するとしていて、「緊張感を持って安全に万全を期していく」とコメントしています。
一方、今年度3回目となる処理水の放出はきょうの正午過ぎに終了し、これまでに機器のトラブルや周辺海域での異常は確認されていません。東京電力は、今年度あわせて7回の処理水の放出を予定しているということです。
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