英タブロイド紙 函館のイワシ漂着と原発の処理水放出の関連を示唆する記事 記者に問い合わせるも返信なし

原発処理水

函館市の海岸に大量のイワシが打ち上がっている問題。イギリスメディアが福島第一原発の処理水放出が原因であるかのような記事を掲載し波紋を呼んでいます。

坂詰怜記者)
「砂浜で回収されたイワシを乗せた車が清掃工場に到着しました」。

焼却炉に入れられる大量のイワシ。12日も焼却作業は続いています。

今月7日、函館市戸井地区の海岸に大量のイワシが流れ着いた問題。砂が混じると焼却処分の際に燃えにくくなってしまうことから、市や道の職員らは11日まで魚を手作業で回収していました。しかし人力での回収には限界が。そこで。

坂詰怜記者)
「重機による回収作業が始まりましたがショベルカーには手作業でイワシを積み込んでいます」。

市は、12日から現場に重機をいれて回収作業の効率化を図ることにしました。漂着したイワシはおよそ600t、1日最大で40t回収し15日程度をかけて年内に回収を完了したい考えです。

回収作業の長期化で心配されるのは漁など市民生活への影響です。

近くに住む人)
「これから出ると思うよ。カゴさあげてみたけどウニ死んでるもんね」。

函館市漁業活性化対策課 町谷仁志課長)
「このまま放置すると悪臭などが発生するとおもいますのですみやかに回収したい」。

市によりますと、漂着したおよそ600tとは別に、およそ500tが海中に漂流しているということです。

函館市漁業活性化対策課 町谷仁志課長)
「漂着しているものを取り除くと、海中にあるものが接岸して新たな漂着物になる。それにたいしても適宜対応していく。やってみなければわかりませんが15日を越えて作業が続くこともあるのかなと思います」。

今回のイワシの大量漂着。海外で掲載された「ある記事」が波紋を呼んでいます。

佐藤祐樹記者)
「イギリスのタブロイド紙は“死んだ魚が日本に打ち上げられた。福島の処理水放出の3か月後に”と見出しを打っています」。

イギリスのタブロイド紙「Mail Online」は、函館のイワシ漂着と福島第一原発の処理水の海洋放出が関連しているかのような記事を掲載しました。
記事にはイワシが打ち上げられる写真のほか、函館と福島の位置関係を説明する図なども載っています。
執筆したイギリスの記者に記事の真意をメールで問い合わせましたが、いまのところ返信はありません。

現地の調査を行った道立函館水産試験場は「根拠のない記事」に困惑していると話します。

道立総合研究機構 函館水産試験場調査研究部 藤岡崇さん)
「関連があるかないかもわからないところを完全にあるような記事にびっくりしている。(漂流の原因は)低い水温の水階に遭遇してしまったとかマグロやイルカなどのイワシを食べるようなものに追いかけられて沿岸に入り打ち上げられたということだと思っています」。

福島第一原発の廃炉に向けた対応に取り組む資源エネルギー庁は「処理水については安全な放流が確認されており、周辺海域の環境に何らかの異常が見られているということはない」とコメントしています。

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