世界人口白書2025. 少子化対策の多くは効果無し!? 日本の少子化の特徴は?【ゆっくり解説】

少子化対策

2025年6月発表の国連人口基金(UNFPA)世界人口白書と取り上げます。サブタイトルは「照準を合わせた出生率:変化する世界における生殖に関する自己決定の闘い」です。14カ国1万4000人の調査から、現代の少子化対策に警鐘を鳴らしています。日本の合計特殊出生率1.15(2025年最新)についても考えてみます。

▼目次
00:00 はじめに
00:55 希望する数の子供
02:50 国家政策
04:46 社会的プレッシャー
05:52 日本について

▼重要なポイント
✅ 生殖年齢成人20%が「望む数の子供を持てない」と回答
✅ 25%が「希望する時期に子供を持てなかった」経験
✅ 40%が経済的不安を理由に出産を躊躇・断念
✅ 25%が戦争・パンデミック・気候変動への不安を理由に挙げる
✅ 33%が「望まない妊娠を経験」、20%が「出産への圧力を感じた」
✅ 日本の合計特殊出生率1.15で過去最低を更新(2024年)
✅ 65歳以上人口比率30%で実質世界一の高齢化
✅ ベビーボーナス・保育料減免等の短期政策は効果限定的
✅ 中国・韓国・タイ・トルコも1970-80年代の人口抑制政策から転換後に苦戦

▼参照
– 国連人口基金(UNFPA)世界人口白書2025
– 日本:厚生労働省、内閣府、総務省統計局

この動画では、単なる少子化の現状報告ではなく、なぜ世界中で「子供を持ちたい人が持てない」状況が生まれているのか、従来の少子化対策がなぜ効果を上げないのかを国際比較と最新データで多角的に分析しています。日本の出生率1.15という数字の背景にあるものは複雑ですが、今回の報告書とも照らし合わせてみました。反論も多いテーマだと思います。ご意見をコメント欄で頂けると幸いです。

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