マイナンバーカードを自動車の運転免許証として使える「マイナ免許証」の運用が3月24日から始まります。
健康保険証としての利用が進むなど、暮らしの中で使われる場面も増えてきたマイナンバーカード。
さらなる活用をめざして政府が進めるのがマイナカードと運転免許証を一体化した「マイナ免許証」です。
運転免許証の番号や免許種別、有効期間などをマイナカードのICチップに追加することで、カードを1枚持つだけで車が運転できるようになります。
その運用が24日から始まりますが、街の人はーー
「知らない。若い子は知っているのかな」(40代)
「ニュースで少し見たような気がするけど、あまり興味がないです」(30代)
知らない人も多いマイナ免許証。利用が進む健康保険証との大きな違いは保有の選択肢です。
従来型の運転免許証を持ち続ける、一体化してマイナ免許証のみにする、従来型とマイナ免許証を2枚持ちする、このいずれもが認められているんです。
マイナ免許証で更新時講習がオンラインに
マイナ免許証を持つメリットの一つは更新時の講習のオンライン受講です。
無事故・無違反などの一部対象者限定ですが、都合の良い時間や場所で受講でき、更新時間も短縮できるといいます。
また、マイナ免許証のみを持つ人は、住所や氏名の変更時に警察への届け出が不要に。事前手続きのうえ自治体に届けを出すだけで良くなります。
一方、マイナカードの券面には免許情報の記載がありません。免許種別や有効期間を確認するにはマイナポータルにログインすることなどが必要で、うっかり失効してしまわないか注意が必要です。
マイナ免許証を作るためには、マイナカードを作った時に設定した暗証番号などが必要になります。
必要な手続きができれば、即日発行されるということです。
コメント