「全然使ってないじゃん」デジタル庁のマイナ保険証利用率は? 2024年11月7日厚労省・デジタル庁要請(マイナ連絡会)
https://hodanren.doc-net.or.jp/info/news/2024-11-4/
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7:24 厚労省・デジタル庁事前質問回答
56:33 デジタル用のマイナ保険証利用率は?
【事前質問】
1.「マイナ保険証利用促進集中取組月間」による集中的な普及策を講じてもなお、マイナ保険証の利用率は、13.87%(9月現在)と低迷しています。その理由を貴省・庁ではどのようにお考えですか。国民への周知不足だけではないと考えますが、いかがでしょうか。
2.全国保険医団体連合会の会員に対するアンケートで、今年5月以降にオンライン資格確認のトラブルがあったとする医療機関が7割を占めています。その類型は、下記にあるように、文字変換コードの相違、保険者等の人的ミス、マイナンバーカードの個人認証の有効期限、オンライン環境の不具合など、次元の異なる要因に由来するものです。こうした状況で、保険証を廃止するのは、拙速に過ぎたのではないでしょうか。
さらに、同調査では、トラブル・不具合への対応として、「その日に持ち合わせていた健康保険証で資格確認した」というものが78%を占めています。貴省・庁は「医療の質の向上」を保険証廃止の理由に挙げていますが、それならば、保険証を無理に廃止せずに医療の質が向上した事例を国民に紹介しながら理解を得て、徐々に利用率を引き上げていくべきだったのではないでしょうか。
準備が十分でない中で、短期の内に保険証を廃止しなければならない、合理的な理由をご説明ください。
3.平デジタル大臣は、マイナ保険証の普及を図る理由として、「なりすまし防止」を強調していらっしゃいます。貴省・庁で、保険証を用いた「なりすまし」がどの程度生じたのか、データを持っていればご教示ください。
また、マイナ保険証を利用しても、なりすましは完全には防止できないと考えますが、いかがでしょうか。むしろ、資格確認が人を介さないことにより、不正利用が増える可能性も考えられます。医療機関はマイナンバーカードを預かれません。カード読み取り機器での資格確認を行った場合、顔認証ではなく、事前に教えられていた暗証番号を打ち込むことで、窓口での確認を行うことなく保険診療を受けることができます。
こうした、マイナ保険証の不正利用の可能性を、貴省・庁で想定しているのか、想定しているならば対策を考えていらっしゃるのか、ご教示をお願いいたします。
4.この度出された政府広報で、マイナ保険証をお持ちでない方については、申請不要で資格確認書を公布することが周知されましたが、マイナ保険証の登録解除についての広報がなされていません。仕組みを準備した以上、政府の責務として全国民に周知するべきではないでしょうか。
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