長崎県は17日、マイナンバーと障がい者手帳の紐付けに、およそ2千件の誤りがあったことを明らかにしました。全国的にマイナンバーの紐付けに誤りが生じていることを受け、国は デジタル庁を中心とした総点検を実施していて、長崎県では国の通知に基づき 9月から障がい者手帳とマイナンバーの紐付け状況を確認しました。その結果、合計1,994件の紐付けの誤りがあったことが判明したということです。このうち件数が最も多い『療育手帳』については、県が導入している登録システムのプログラムの設計ミスで誤りが起きたということで、県は対象者に対し、16日、謝罪を行い、マイナポータルの閲覧を停止。今月末までに再開する予定です。県によりますと、この紐付けの誤りにより、本人以外の障がい者手帳情報がマイナポータル上で閲覧可能な状態になっていたということですが、マイナポータル上で表示される手帳情報には、マイナンバーや氏名等の情報は含まれていないため、紐付けの誤りによってマイナンバーや氏名、生年月日、性別、住所の個人情報が第三者に閲覧されることはないとしています。県は、今後、同様の事案が発生しないよう、再発防止に努めるとしています。
紐付け誤り件数の内訳
・身体障がい者手帳 3件(点検対象件数:33,720件 ※中核市除く)
・療育手帳 1,979件(点検対象件数:16,361件)
・精神障がい者保健福祉手帳 12件(点検対象件数:19,076件)
合計 1,994件
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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/nbc/843139
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