IAEAが処理水放出後初めて福島県産の水産物を分析へ 中国の専門家も参加 (2023年10月19日)

原発処理水

福島第一原発の処理水が放出されてから初めて、国際原子力機関IAEAが、中国の専門家らと福島県産の水産物の調査を始めました。

けさはIAEAの職員などがいわき市の港を訪れ、地元で水揚げされたチダイなど6種類を採取しました。

IAEAは水産庁と共同で2015年から福島県産水産物に含まれる放射性物質の調査を続けていますが、今回の調査は福島第一原発の処理水の海洋放出後、初めてです。
■水産庁・高瀬力漁業監督指導官
「国内外の皆様に日本の水産物の安全性をより確かなものになる手助けになると思っています」

今回は第三者の立場でカナダと韓国に加え初めて中国の専門家も参加し、水産物に含まれる放射性物質を分析します。

結果はIAEAが公表するとしています。

調査には、日本の水産物の輸入規制を続ける中国の専門家も加わっていますので、安全性の証明や規制の撤廃などつながるよう期待したいと思います。

<記事はこちら>
https://www.fct.co.jp/news/area_news_3408

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