健康保険証が来月1日に有効期限を迎え、マイナ保険証に移行します。
何がどう変わるのか、その注意点などをお伝えします。
「午前11時すぎの山形市役所です。こちら窓口にはマイナンバー関係の手続きをするため多くの人が訪れています。」
全国の保有率が先月末時点で、およそ8割まで増えたマイナンバーカード。
市によりますと、多い日で1日およそ200人が窓口を訪れるということです。
「(どういう目的で窓口に?)電子証明書の(更新)手続きをするために来た。」
コンビニで証明書を発行する際などに使う電子証明書は、5年ごとに更新が必要です。
2020年に始まったマイナポイント事業を機にカードを作った人が更新の時期を迎え、窓口に訪れています。
そして、来月1日を前に、駆け込むようにマイナンバーカードをつくる人も。
「保険証が使えなくなるので、マイナンバードの保険証に統合するということで、必要になりまして、(マイナンバーカードを)取得しました。」
来月1日に有効期限を迎えるのが、企業や公務員向けの健康保険証です。
これにより、2日以降は、マイナンバーカードに保険証機能を紐づけた「マイナ保険証」へ移行することになります。
「マイナ保険証に移行を希望される方が申請や受け取りで来庁していただいている状況。今までの保険証ではなく、『マイナ保険証』や『資格確認書』を利用して病院のほうはかかっていただくような形になる。」
来月2日以降、マイナンバーカードを持っていない、もしくは紐づけが済んでいない人については、「資格確認書」を医療機関で提示すれば、これまで通りの診療を受けることができます。
一方、マイナ保険証の利用率は先月末時点で37.1%にとどまっています。
厚生労働省は、来年3月まで暫定的に期限切れの健康保険証についても利用できるようにする方針ですが、原則、マイナ保険証や資格確認書を利用するよう呼び掛けています。
【山形テレビニュース】
https://www.yts.co.jp/news/


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