大阪府は、2040年までに32校の府立高校を閉校させる試算をまとめました。少子化による志願者数の減少などが主な理由だということです。
大阪府は、府立高校の再編整備に関する条例や計画を定めていて、2012年以降、志願者が募集定員を3年連続で下回っているなどの理由で計12校を閉校し、9校で生徒の募集を停止しています。
18日午後の会議では新たな再編の方向性として、今後の少子化をふまえて適正な府立高校の数を検討した資料が提示されました。
それによりますと、2024年度中に産まれた子どもが15歳に達する2040年を試算すると、現在の75%程の人数となり、現在の136校から32校を減らした104校が適正な数と試算されたということです。
今後の再編に当たっては、試算された学校数を踏まえたうえで、新しい学校の魅力や特色を明確にし、中学生や保護者に認知される「刷新感」のある手法について検討するとしています。
大阪府の公立高校再編整備と少子化対策:15年間32校閉校計画の検討

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