秋田県の鈴木健太知事は8日、就任後初めての県政協議会に臨みました。「緊急的かつ大胆な少子化対策を実行する」などと話し、改めて積極的に人口減少対策に取り組む方針を示しました。
知事就任後初めて県議会最大会派の自民党との県政協議会に臨んだ鈴木知事は、選挙戦でも訴えていた人口減少対策について言及しました。
県によりますと、県人口は2023~2024年までの1年間で1万7289人減少しています。このうち社会減は3000人余りでしたが、鈴木知事は若者や子育て世帯のAターンを促すなどの対策を打つことで1000人台までに抑えることを目指しています。
鈴木知事は「若者や子育て世帯にターゲットを絞った対策を強化していきたいと考えている。人口減少対策を決して諦めず、14歳までの年少人口の維持を最優先に、緊急的かつ大胆な少子化対策を実行していく」と強調しました。
このほか、鈴木知事はマーケティングの手法を用いた施策を推し進めたいとして、新たな専門部署を立ち上げる方針を改めて示しました。
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