韓国で2025/02/21から「自動車のナンバーの封印が不要」になったそうです。
封印がなぜ必要とされていたかですが、ナンバープレートの盗難や偽造・変造・挿げ替えを防止する目的があったわけです。
でも物理的に加えデジタル技術の発達により、ナンバープレートが盗難されたり偽造・変造されたりした車両をリアルタイムでチェックできるようになり、システムも整備されてるとのこと。
なんだ日本でもできるじゃね?と思って調べてみたら、ナンバー本体に透かしの刻印とかがされてたり、反射材・フォント・ホログラムなどなどの偽造防止技術がてんこ盛りになってるんだそうで。
株式会社ユーロックテクノパーツが開発した「WEM(ウェム)」と呼ばれる透かし刻印技術が導入されていて、金属や樹脂に刻印された文字に微細な透かし文字が確認でき、偽造品の対策や真贋判定が専用アプリで実は可能になっているんですねー。
じゃぁなんでそれこそ技術やITが得意な日本でやらないんだ?と調べてみたら、
この封印制度、国交省が業務委託をしてるんですね。
廃止は検討しているが、実際やろうとはしていませんね、某公聴会の議事録とかみると利害関係多すぎですわ。
日本国内にごまんと散らばってる封印ナンバー対象車、この全てに国による封印をくっつけるというんですから、ほぼ役人の権限を持った係員の数や、その周辺の業務量が膨大なんでしょう。もちろんそこには利用者からのお金が注ぎ込まれてます。
警察側のシステムで、公道走行中のクルマのナンバー追跡とか、ナンバー照会システムなどには事欠かないはずなんですが、国交省と国家公安委員会は連携してくれないもんなんでしょうかねぇ。
まぁ実際車のナンバーの封印があるなしなんてのは利用者にほとんど認知もされてないし関係ない話ですが、その制度廃止する方が他のところに労力とかお金とか使えるようになりますから、できるんであれば廃止したほうがいいと思いません?
あと関係ないんですが、意外と知られてないのは、軽自動車にはナンバーの封印システムがそもそも無いんです。
大型・普通・小型車は「登録車」として扱われ、ナンバープレートは「自動車登録番号標」と呼ばれます。
一方、軽自動車は「届出車」として扱われ、見た目同じようなナンバープレートは「車両番号標」と呼ばれます。
面白いのは上記2種類の資産としての違いで、封印が要るのは資産(動産)として扱われ「登録制」、軽自動車は資産として扱われず「届出制」。ホントお金のことだけ考えたら、ほとんどの用途では軽で十分だと思われますわ。
もちろん原付から大型バイクまですべて封印システムは現在に至るまでありません。
もっと関係ないんですがアメリカはそもそも車のナンバーに封印システムはもともとありません。
そんなことからもどうもこの封印の件は日本特有の何か深いものから湧き出て、なし崩し的に現在も続いているシステムなんじゃないかなと感じるわけなんですよ。その変更はしい方のご意見情報が欲しいとこですねぇ。
さらにさらに超絶関係ない話ですが富士山ナンバーの封印をするのは静岡と山梨の2パターンがあるそうですww
私はご当地ナンバーを選択できるなら、コロナ騒動の時以来、非住所ナンバーも選択できるようにしてほしいと強く思ってます。
たとえば「横浜301」とか始まるところ「MAIDO 301」とか「てへぺろ 301」とかね。
おまけ動画:封印ブレイクしてやったぜ by me
https://photos.app.goo.gl/Cmt6cENiDczGMzD57
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