昨年3月、英BBCが長らく日本のメディア・エンタメ界ではタブーとされてきた、ジャニー喜多川による性加害問題を取り上げ、大きな注目を集めた。翌月には、元ジャニーズ・ジュニアのカウアン・オカモト氏が、外国特派員協会で会見を開き、自身が受けた性加害について赤裸々に語った。相次ぐ被害者たちの証言、ファンの署名活動、国連人権理事会の調査もあり、事務所側は30年以上も告発が続いてきた性加害の事実をついに認めた。
事務所は社名を変更して、被害者へ謝罪すると共に補償を始めた。数多くのタレントが事務所を離れた。そんな中「ジャニーズ性加害問題当事者の会」にも所属する被害者たちが新たな活動を開始した。「1 is 2 many 子どもへの性暴力を根絶する Action Plan」を発足させた中村一也氏と二本樹顕理氏に聞いた。(聞き手:長野光、ビデオジャーナリスト)
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