処理水の海洋放出の影響が続いています。
農林水産省は11月7日、2023年9月の中国向けの水産物の輸出額が前年の同じ月と比べ、9割減となったと発表しました。
農林水産省は7日、ことし9月の農林水産物と食品の輸出額を発表しました。
このうち中国向けの水産物の輸出額は8億円で、2022年の同じ月と比べマイナス90.8%と8月に続き大幅に減少しました。福島第一原発の処理水放出を受け、中国が日本産水産物を全面的に輸入禁止にしたことが原因です。
特にホタテの輸出額はゼロと一切、中国に輸出されなかったこととなります。
一方で農林水産物と食品の輸出額全体は、9月単月、さらに1月から9月の累計ともに前年比でプラスとなっています。
アメリカなどへの輸出が堅調で、既に総額は1兆円の大台を超えています。
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https://www.fct.co.jp/news/area_news_3619
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