福島第一原発の処理水が海に放出され中国が日本からの水産物の輸入を全面禁止としました。北海道内にも大きな影響が出ています。
ホタテ漁の最盛期を迎えたオホーツクの湧別町。
道内のホタテ輸出の99%以上を中国が占めるなか、輸入禁止の発表に漁師たちにも不安が広がっています。
ホタテ漁師)
「国がちゃんと動いて、考えてやってくれないとこうなっちゃうし、俺らの生活どうすんの。」
町内の水産加工会社も、影響は計りしれないといいます。
ホタテの冷凍加工を手がける寺本商店・寺本聡社長)
「中国のお客様とはもう10年来、友好な、お互い信用した関係でずっと取引してきたんですけれど」
この会社では冷凍ホタテの7割を中国に輸出。放射能検査も別の会社に委託し安全性を確認していました。
寺本商店・寺本聡社長)
「やむをえないという部分もあるんですけど、中国から日本全体がダメだという判断がされたのがなんともいえない」
処理水の放出が始まった24日、東京電力の測定でトリチウムの濃度は基準値を大きく下回りました。しかし、北海道を含む日本からの輸入を全面禁止とした中国。
岸田総理)
「外交ルートで先ほど中国側に対して即時撤廃を求める申し入れを行いました。」
北海道も中国側の判断を非難しました。
鈴木知事)
「中国の輸入規制は科学的根拠に基づくものではなく、道内にも大きな影響が懸念されることから、到底受け入れられるものではない」
道は先ほど緊急会議を開き、漁業関係者に対する相談窓口を設け、融資などの相談を受けることを決めました。
▼HTB北海道ニュース 公式サイト
https://www.htb.co.jp/news/
▼情報・映像提供はこちらから「イチオシ!!動画ポスト」
https://www.htb.co.jp/news/info.html
▼HTB北海道ニュースのSNS
Twitter https://twitter.com/HTB_news
Facebook https://www.facebook.com/htbnews/
TikTok https://www.tiktok.com/@htb_hokkaidonews
#原発処理水 #水産物 #中国 #輸入全面禁止 #相談窓口 #HTB北海道ニュース #北海道 #ニュース
コメント